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大会概要

選手選考会

選考会は速い選手のみを選び出すのが目的でなく、危険で過酷なTJARを安全に運営していくための選考の場である。スピーディな行動は大事だが安全への意識、適切な判断ができるか、自分の力が正確に把握できているのか?書類だけでは量る事のできない、その人の総合的な力を見ることが目的である。

 

期日: 2018/6/23(土)〜24(日) 

場所: 南アルプス・北部(駒ヶ根市、伊那市、南アルプス市)

コース:駒ヶ根高原~市野瀬~仙丈ヶ岳~両俣小屋(キャンプ場泊)~仙丈ヶ岳~北沢峠~仙流荘

      駒ヶ根高原~柏木(ロード:28Km)

      柏木~両俣~北沢峠(登山道:柏木~両俣小屋CT14:20、両俣小屋~北沢峠CT9:30)

      北沢峠~仙流荘(ロード:20km)

コース図.jpg

 

タイムスケジュール

      23日(土) 3:00 集合 駒ヶ根高原(駒ヶ根ファームス)

                装備チェック、ブリーフィング

            6:00 スタート

            9:30 市野瀬関門(26Km)を通過する事

            20:00 両俣小屋 に到着する事(途中20分の停滞を伴う課題あり)

      24日(日) 2:00 両俣小屋 スタート

            7:45 北沢峠関門

            10:30 仙流荘(ゴール)

                ゴールした人より順次筆記試験を行う。

                筆記試験終了後、解散。

            12:00 WMAJ(ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン)

                によるTJARを想定した特別な野外における救急救命および

                疾病予防の講習を実施予定。希望者のみ。

                (この講習への参加・不参加が選考の結果に影響を

                及ぼすことはありませんが、可能な限り参加をお勧めします。)

            16:00 講習終了・解散

 

選考会ルール:

①コース上の指定されたチェックポイント(以下CP)を、走り+歩きのみで忠実に繋ぐこと。

 CPを通過しなかったり、交通機関を利用してはならない。

       CP

       市野瀬(入野谷)

       仙丈ヶ岳(山頂)

       両俣小屋

       仙丈ヶ岳(山頂)

       北沢峠


②スタート前に装備チェックを行う。事前に指定する必須装備全てを持たなければ出場できない。

 コース状況の変化により装備変更する場合がある。

 

<必須装備リスト>

No. 品目
1 ヘッドランプ2個もしくはヘッドライト1個とハンドライト1個:各ライトの予備バッテリー含む*1
2 DoCoMoの携帯電話もしくはスマートフォン:防水処理要、予備バッテリーを含む
3 GPSトラッキング端末:GPS端末、防水ケース、予備バッテリーは当日配布
4 地図/全区間:ビニール袋等に入れて防水処理要、電子デバイスの地図のみは不可*2
5 コンパス
6 筆記具
7 計画書:ビニール袋等に入れて防水処理要 TJAR 2018 登山計画書
8 山岳保険証:ビニール袋等に入れて防水処理要
9 保険証:ビニール袋等に入れて防水処理要:
10 車免許証等・写し:本人確認が可能なもの ビニール袋等に入れて防水処理要
11 ビブゼッケン&ザックゼッケン&露営具ゼッケン:受付時に配布 
12 防寒具:ビニール袋等に入れて防水処理要
13 レインウエア(上下):透湿防水性能がありシームシーリングしてあること
(ウインドブレーカー、ポンチョはNG)
14 帽子&手袋:各1
15 露営具:テント、ツェルト、シェルタ等どれか1つで良い
16 シュラフ、シュラフカバー、レスキューシート等:どれか1つで良い
17 熊鈴
18 水1ℓ以上:複数の容器に入れる事。
19 非常食:カロリーメイト、パワーバー等
20 服装:手首・足首までおおう事ができる服装が準備されていること。(防寒具や雨具での兼用はNG Tシャツ・短パンのみNG アームカバー・レッグカバー可 ただし肌が露出しないこと)
21 クライミングヘルメット:EN12492もしくはUIAA106適合品に限る
22 赤色点滅燈:行動用ライトとの併用不可
23 ファーストエイド:大会中に起こりうるアクシデントを想定したもの、緊急時に対応できる物など
24 火器類一式:ガスバーナー、ガス缶、300㏄以上のコッフェル、ライター等*2
25 ストックキャップ:直径20mm以上、ストックを携帯する場合。ストック使用の有無は問わない

*1 モバイルバッテリーでライト、スマートフォン両方の充電を担う事は可。
*2 スタート時にガスが50g以上ある事。
   無風、気温20度の時、300ccの水を3分以内に沸騰できる仕様である事。
   固形燃料、アルコールストーブは不可

・今回の行程は1泊であるが食料以外はTJAR(5日~8日)を想定した装備である事。(それ以上でもなくそれ以下でもなく本大会をイメージした装備)

・選考会では、GPSトラッキングは行わないので、端末は使わない。

・実際のTJARで使わないものでテストしても意味が無いため、選考会で使うツェルト・シェルターと本大会で使うツェルト・シェルターは原則同一であること。ただしより確かな物への変更は認める。

・選考会後 ツエルト→テント、ストックシェルター→テントは可

 

③自己の力が正確に把握できているか?コースの状況を的確に予測できるか?

 を見るために各CPへの予定到着時間を記入した行動予定表をスタート前に提出する事。

 この予定に沿ってどれだけ忠実に行動できたかを見る。

 選考会当日はもう一枚行動予定表を用意し実際の時間を書き込む。

 両俣小屋にて行動予定表を回収する。特別な気象条件、残雪の影響などは考慮する。


④読図力を見るために柏木~両俣小屋間でラインオリエンテーリングを実施する。

 ラインオリエンテーリングとはスタート前に渡される地図に指定コースが線状に

 記入してあるので選手は忠実にそのコースを辿る。

 そのコース上にポストを設置してあるので、その位置を正確に地形図(1/25000地形図)

 に書き込む事とする。コンパス、高度計付き腕時計は使用可。

 スマートフォンなどのナビゲーションアプリ、地図アプリ、GPS専用機器などは使用不可。

 地形図は、スタート前に配布し、両俣小屋で回収する。


⑤両俣小屋にて露営・生活技術のチェックとして、ツエルト(シェルター)の設営を評価する。

 露営技術において十分な強度を有するのかチェックするため3kgの力を加える。

 倒壊、大きな変形あった場合は強度を持っていないと判断する。

 力を掛けるポイントは張り綱をとる場所。ストックシェルターなどは天頂部分となる。

 設営(ツェルト:8分、シェルター(テント):4分以内)

 ここでいうツエルトとは非自立型(ペグダウンしないと形を保てないタイプ)のシェルターを指す。

 シェルター(テント)とは自立型(ペグダウンしなくとも形を保っているタイプ)

 ULドームシェルター、ライズ1などを指す。

 ただし選考会においては下記表に挙げたモデルは非自立型であっても著しく設営が容易なためシェルターとして扱う。

メーカー名 モデル名
モンベル ULドームシェルター,ULモノフレームシェルター,マルチチューブシェルター
トレイルマウンテン ストックシェルター
ヘリテイジ ストックシェルター,エマージェンシーソロシェルター,エマージェンシードーム
クロスオーバードーム,クロスオーバードームf
アライテント ビビィシェルター,ライズ1

 ※その他判断に迷うモデルがあれば事前に実行委員会に問合せること。


⑥危険予測回避力及び対応力をチェックするために、仙丈ヶ岳と両俣小屋の間での

 実技テストと仙流荘ゴール後筆記試験を行う。


⑦大幅なコースミス、行動不能になるなどの問題行動は失格とする。


⑧ビバークができる装備(レスキューシート、ツエルト等)を常時携行すること。


⑨必要な装備類(行動用具、露営用具、炊事用具等)および食料は

 各自準備し自ら背負い移動すること。

 ただし、山小屋や食堂等での飲食、商店での飲食物の購入は可とする。


⑩家族や友人等からのサポ-ト(以下の行為)は禁止とする。

    a.選手および選手の持ち物に触れること

    b.選手との物品の受け渡し(ゴミ、不用品、さしいれ等含む)

    c.選手の荷物搬送

    d. 選手の行動にシンクロナイズした継続的な伴走およびそれに類する行為


⑪⑩の行為に掛からない範囲での応援、観戦については制限しない。


⑫宿泊は、すべて露営(テント、ツエルト等)のみとする。

 露営は、緊急時のビバークを除き、自然公園法に則りキャンプ地に指定された場所で行なう。

 山小屋、避難小屋、旅館等での宿泊および仮眠は禁止する。ただし、雷や動物等により

 生命の危機が予測される場合は、一時避難としてそれらを利用してもよい。


⑬個人的な食料および燃料のデポは禁止する。(ただしスタート~ゴール間の荷物搬送は可)


⑭下界はもちろんであるが、山中においても常に登山マナーを尊守し、謙虚に行動すること。

 山小屋、お店等に迷惑をかけないこと(特に夜間の利用に注意)

 山小屋利用時間は5:00~18:00とする。時間外の利用はしてはいけない。


⑮やむなき事情によりリタイアした場合は、速やかに本部へ連絡し、指示を仰ぐこと。

 その場合、車が乗り入れできる所まで下山したら、本部まで必ず連絡する事。


⑯主催者は選手の事故・傷病などに備えて傷害保険に加入する。

 補償範囲は以下の通り。この補償内容が不十分である場合、各自の判断で保険に加入すること。

   ・死亡、後遺障害:1000万円

   ・入院(日額) :3,000円

   ・通院(日額) :2,000円


⑰選考会中は常にゼッケンが見える様にする事。(ザック用ゼッケン、露営具用ゼッケン)


⑱健康保険証、山岳保険証、運転免許証など身分を証明できるものは、

 コピーではなく、原本を持参の事。

 ただし、健康保険証に関して家族と含めて1枚になっている場合などについてはコピーも可


⑲選考会終了後ただちに判定会議を行う。結果は6月27日にHP及びメールにて発表。

 定員を超えた場合は抽選を行う。(日時と場所は決定次第通知する)


⑳自己責任の法則

 選考会中に、怪我や事故および遭難等のアクシデントが発生しても

 「すべての責任は、自らに帰する」ことを誓約できる方のみ、エントリーが可能。

 

選手の責任

◆この選考会は、参加者自らが自立した登山者として起こり得る全ての悪条件を理解し、

 選考会中に怪我や事故および遭難等のアクシデントが発生しても自らで対処すること。

◆一親等の成人親族の参加承諾書を提出すること。

 (一親等の成人親族がいない場合は、要相談)

◆「すべての責任は、自らに帰する」ことを誓約できる方のみ、エントリーが可能。(誓約書提出のこと)

◆山岳保険(遭難捜索費用保障を含む)には、必ず加入していること(救援者費用保障は不可)。常に必須装備を携行する事。

◆安全確保の為、深夜24時を含む連続4時間休憩する事を推奨する。

◆選考会中は常にゼッケンが見える様にする事。(ザック用ゼッケン、露営具用ゼッケン)

◆落石、滑落の危険性のある区間ではクライミングヘルメットを着用すること。ヘルメットのデポは行わない。

 スタートからゴールまで常に携行すること。危険個所以外でも着用する事推奨する。

◆本部より選手に対して毎日定時連絡を入れるので、一日一回は「メッセンジャー」*1を確認すること。

 緊急時は定時以外でも連絡を入れる場合がある。

 (通話エリアの関係で確認できない場合は、通話可能エリアに入った時点で確認すること )

 競技ルールを厳格に順守してレースをおこなうこと。ルールに反した行為をおこなった場合は、失格とする。

 速やかに大会本部に報告して指示を仰ぐこと。

◆第三者から大会本部に、競技ルールに違反した選手がいる旨の通報があった場合、

 大会本部は該当選手に対してメール等により事実有無の確認を行う。

 違反行為を行った事実が確定した時点で、その選手は失格となる。

 以降レースを続ける事はできない。

◆選考会中に遭難、負傷事故に遭遇した場合は、レースを中断して、救助を優先すること。

*1:スマートフォンアプリ 「メッセンジャー」

 

中止基準

下記の事由により選考会の開催、継続が困難であると判断した場合は、

主催者は選考会の中止または選考会の中断、コースの変更をする。

開催日の延期はしない。

  •コース上に関わる特別警報が発表された時

  •コース途中における崖崩れ、落石など選手の安全を確保できないと判断される場合

  •ヤマテンの「大荒れ情報」発令時

  •ヤマテン予報1日4回(6時間間隔)発表のうち、

   平均風速25m/s以上が2回以上(12時間継続)で想定される場合

※大会中止の判断は大会前日に大会公式サイト(PC、携帯)で発表。

 

申し込みのキャンセル・変更について

申し込みのキャンセルはできるが、入金後はいかなる理由であっても参加費の返金は行わない

参加の権利を第三者に譲渡することはできない。

 

その他

・スタート~ゴール間のデポ(一時預かり)品を主催者で預かる事は可能。

 おおむね2Kg以内で一梱包とする。

・怪我・事故・遭難等が発生した場合、応急処置は行うが、それ以降の対応は一切行わない。

・残雪がある時期のため軽アイゼン、ピッケル等の滑落防止の備えが必要と思われる。

 18日までに最新の情報を知らせるので各自で判断の事。

・選手選考会は、日程・コース・内容等について、余儀無く変更する場合がある。

・仙流荘から駒ケ根高原までマイクロバスを運行予定。23日12:00と16:15の2便

 

前回の選考会 スタート前集合写真(2016年6月25~26日)

2016_senkoukai.png

 

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